フルートの頭部管は、どれくらい抜いたらいいの?
現役・フルーティスト
富士市の「長谷川フルート教室」の長谷川絢香です。
生徒さんに「頭部管はどれくらい抜いたらいいの?」と聞かれました^^
フルートをセッティングする時、頭部管は何ミリか抜きます。
フルートは、頭部管を入れるほど音程が高くなり、頭部管を抜くほど音程が低くなります。
頭部管の抜き加減については、
■楽器のメーカーによって
■気温によって
■奏者によって
■奏者のその日の体調によって
など様々な要因で変わってきますので、チューナーを使って、その都度チューニングしましょう!
日本の場合、オーケストラも吹奏楽もピアノの調律も442ヘルツと決まっていますので、チューナーを使って、フルートも442ヘルツに合わせましょう。
私は5ミリ~8ミリくらい抜いていますが、1センチくらいまでは通常だと思います。
時々、吹奏楽の学生さんで1、5センチくらい抜いている方を見かけますが、その場合は奏法に問題があるのかもしれません。
■胸式呼吸で息が浅くなっていたり
■息のスピードが速すぎたり
すると音程は高くなりすぎてしまうので、奏法の見直しが必要です。
あと、大切なのはmf(メゾフォルテ)でチューニングすること!
なぜかと言うと、f(フォルテ)でチューニングしてしまうと、p(ピアノ)の時に音程が低くなりすぎますし、逆にp(ピアノ)でチューニングしてしまうと、f(フォルテ)の時に音程が高くなりすぎてしまいます。
最近では、チューナーもamazonで1,000円くらいから購入できます。
普段の練習でお役立ていただけたらと思います☆
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